新しい発見。
Move on!!は制作会社ではなく、お店・企業の広報の歯車を回すサポートをしています。広報やPRのチカラを使って、お店や企業の掲げる目的を叶えるサポートです。
その活動の中で、クライアント様と何かを制作させていただくときは、大なり小なり、必ずその先に目的(ゴール)を共有させていただいています。ゴールとは、例えば、広報・PRそのもの、集客、売上、新商品や新しいサービス・新しい事業のPR、その他経営に関すること、などです。
なので、当然マーケティングの考え方もおさえる必要があります。マーケティングとPR、ブランディングとPR、その関係性や内容をはっきりと整理して枠組みを決めて進める必要はないと思いますが、制作することが目的となってしまわないように、常に、「売れる仕組みを作る」という考え方・脳みそは必要だと思っています。
実際にクライアント様のお店に出向き、(お店の)お客様の様子や会話、雰囲気、スタッフの方との関わり方などを観察したり、スタッフの方にお話を伺ったりして、現場からマーケティング(ものを売ること)を考えることを大事にしていますが、フリーランスなので、情報誌や本などで、事例や専門的な考え方を学ぶこともとってもたくさんあります。もともと、本を読むことは好きではないし、集中力もないのですが、PRに関する本はやっぱり面白い^^
最近は、新商品や新しいサービス・新しい事業のPRについてのご相談をいただくことが多いので、それに関する本をいくつか読みました。その中で、新しい発見をしたのが、「顧客体験マーケティング」。一段落一段落に意味を感じ、こんなアプローチがあるんだと驚きました。
顧客体験マーケティングの考え方は、
「購買まで至った顧客が語る一人称視点の物語(ナラティブ)」をとことん分析し、顧客の変化を知り、インサイトを整理していくというアプローチ。STP、4Pといった体系的なアプローチとはまた違う視点でした。「どうしたらお客様が来てくれるか」ではなく、「なぜ、お客様はこの店を選んでくれたのか」という考え方を、ふかーくふかーく分析するものです。
この考え方を知っておけば、クライアント様のお店で聞いたお客様同士の会話の更に奥深くの背景まで考えることができるな、全てではなくてもより響くメッセージの作り方や方法などクライアント様と実践ができる考え方だな、と思いました^^
クライアント様と活動をともにさせていただく中で、私自身が、新しい発見をしたり、気づきを得たり、やりがいを感じたり失敗したりと、様々な経験をさせていただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。