Move on!!が考える広報・PR活動のスタート地点

Move on!!が考える広報・PR活動のスタート地点


私が広報・PRサポートを行う上で、最初に必ず行うことは、

ゴールデン・サークルを完成させることです。

そして、ゴールデン・サークルを完成させるために、クライアント様に伺うことは、

「夢はなんですか?」「信念はなんですか?」「ゴールはどこですか?」です。

 

ゴールデン・サークル理論に学ぶ

サイモン・シネックのTEDでのプレゼンで語られた、「人は、何(what)ではなく、なぜ(why)に心を動かされる」というゴールデン・サークル理論。リーダーシップ力についての内容ですが、広報・PRにも大いに通ずると思います。

-サイモン・シネックTED

人に何かを説明するとき、「こんなもの(what)を作った、こういう方法(how)で、・・・」といったように、whatの説明をするけど、それでは人は動かない。しかし、順番を変えて、「私たちにはこんな信念・目的(why)がある、だからこんなことにこだわりをもって(how)、こんなものを(what)を作ってみました」というと、より伝わる。といったものです。「なぜ」がわかると、人はとたんに納得感を得るというもの。私の娘も、「何でだめなの?」「何でやらなきゃいけないの?」と理由を聞きたがります。「なぜ」に納得をすると、スムーズに行動に進めます。うまく行かないことのほうが多いですが。。。

私はこの理論が腑に落ち、必ずクライアント様に「なぜ」を問います。「なぜ事業を展開するのですか?」だといかにも厳かなので、「夢を教えて下さい、信念を聞かせて下さい、ゴールはどこにありますか?」と伺います。

そして、「その夢が叶うように、もしくは目的を果たすために(why)、どのような方法にこだわり(how)、どのようなものを生み出しているか(what)」を整理し、クライアント様だけのゴールデン・サークルを完成させ、共有します。

 

 

改めて夢が明らかになると

ゴールデン・サークルが整理されると、広報・PRも展開しやすくなります。伝えたい人へのメッセージが明確になり、プランニングもしやすくなります。目的に沿った広報ツールも揃えやすくなります。そして、私自身もささやかながらゴールデン・サークルを心に決めています。時間や心にゆとりが無くなったときや、「私はどうしたいんだ?」と迷子になりかけたとき、ゴールデン・サークルを頭に思い描き、自分はぶれていないぞ!と思い直します。クライアント様の活動も同様です。手当り次第の活動ではなく、夢・ゴール・信念に向けた活動を必ず意識しています。